古の昔から自然と共生してきた諸塚の民にとって、くぬぎはシイタケの原木として活躍する、森の恵みの象徴。その森の恵みへの感謝の気持ちと、「苦を抜く木」であるクヌギの地蔵を祀ることで、人の心の苦を抜き、やすらぎと癒しの世界へといざなう願いを込めて建立されました。

しいたけの原木らしく、しいたけを抱いた世にも珍しいお地蔵様になっています。

くぬぎ地蔵のご本尊は、しいたけの館２１の対岸「ほたる橋エコパーク」に鎮座しています。諸塚村立岩地区にあった１００年を超える巨木を譲っていただき、諸塚在住の面師が彫ったものです。森の中に鎮座するおだやかな表情のお地蔵さんを見ると、日ごろの疲れも忘れてほっとする時間が流れます。

是非お参りしてみて、お地蔵さんの頭をなでてみてください。きっと幸せな気持ちになれると思います。

ご要望の多かったくぬぎ地蔵のミニチュア版とくぬぎ地蔵Ⓡのお札は、しいたけの館２１でご案内しております。